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加茂タクシーが車内に小中学生絵画展示 (2001.7.10)
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加茂市駅前、加茂タクシー(有)(坂井一成社長)では“安全でやさしいタクシー”をテーマに市内の小、中学生が描いた作品をタクシー車内や同社入り口わきに展示している。
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応募作品を前に有本君
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8月5日は89年前のこの日、日本初の料金メーター付きタクシーが走ったことを記念する「タクシーの日」。全国のハイヤー・タクシー協会は毎年、この日にちなんだイベントを展開している。
新潟県ハイヤー・タクシー協会のことしのイベントは、県内の小、中学生から“安全でやさしいタクシー”をテーマに絵画作品を募集。8月5日に金賞1人、銀賞3人、銅賞10人を選び、入賞作品を縮小印刷してポケットティッシュにはさみ、タクシーの利用客に配布する。
加茂市では、6月初旬に市内12校に応募を呼びかけところ小学生12人、中学生1人から合わせて13点の応募があった。作品は力作ぞろいだが、入賞しなければ日の目を見ることはない。そこで坂井社長は「せっかく描いてもらったものだから何とかしたい」と考えた。
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ヘッドレストを飾る作品
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入り口前の作品と坂井社長
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坂井社長はまず、協会に提出する前に38×54cmの原画をデジタルカメラで1枚1枚撮影してA4サイズでプリントアウト。雨に濡れてもいいようにラミネート加工し、作品の下に学校名と名前を付けて4日からタクシー助手席のヘッドレストの後ろ側に張り付けて展示するとともに、同社入り口わきにも“掲示板”を設置、作品を張り出している。8月5日まで展示の予定だ。
坂井社長は「力作ぞろいの作品を市民のみなさんにも見ていただいて、この物騒な世の中、タクシーをご利用の間や会社の前を通る方たちに喜んでもらって、少しでも心をいやしてもらえればと思いました。もしかすると、この中の作品から金賞や銀賞が出るかもしれませんね」と話している。
中学生でただ一人応募した加茂中学校2年有本淳是君は「自分の描いたものが掲載されるのはうれしいが、ちょっと恥ずかしいです」とちょっぴり照れ顔だ。
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