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香典返しに三条市に100万円を寄付 (2001.8.6)
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交通事故で奥さんを亡くした三条市興野3、木宮弘さん(77)は6日、香典返しにと三条市に100万円を寄付した。
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寄付を手渡す木宮隆さん
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奥さんのシズエさんは6月11日、交通事故で亡くなった。81歳だった。その香典返しに三条市の社会福祉に役立てて欲しいと寄付したもので、木宮さんに代わって長男の隆さん(54)が午後3時半に市役所を訪れ、高橋一夫三条市長に100万円を手渡した。
隆さんは「交通安全関係に寄付をとも思ったのですが、事故のことは早く忘れたいし。有効に使ってもらえるなら、どこでもと考えて以前、ほかの方々が寄付されたところを調べて社会福祉事業基金が多かったので、社会福祉にしました」と話していた。
二人は以前から親しく、高橋市長は木宮さんの心痛を思いやりながらも、その後はふだん通りの会話。窓を開けた市長室に木宮さんの「クーラーいれないんですか?」に高橋市長「ISOだもん」。
この日夜、行われた三条夏まつりの民謡流しについて高橋市長「花火を土曜日にしてはという声もある。次の日が休みならゆっくり見られるということらしい。花火の次の日を休みにすればいいんだよなぁ。6日に花火をあげて、7日を休みにすれば!」。木宮さんは「休みにしなければならないくらい、盛大になれば…」と返していた。
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