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JR西燕駅そばで列車と自転車が衝突、列車は1時間45分停車 (2002.4.25)
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24日午後8時49分ころ、燕市桜町地内のJR弥彦線桜町第1踏切付近の線路上で、弥彦発午後8時35分東三条行きの下り列車と線路上を自転車を引いて歩いていた2人連れの高校生の自転車がぶつかり、列車は現場に午後10時34分までの1時間45分停車した。
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1時間45分後にようやく運転を再開した列車(午後10時34分撮影)
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列車は2両編成で、約50人の乗客があったが、乗客、高校生ともにけがをした人はいなかった。JR東日本新潟支社では、乗客を最寄の駅までタクシーで代行輸送した。
事故原因は、燕署とJRで調査中だが、現場付近の人は、高校生が吉田方面から自転車を引いて線路上を歩いており、近づいてくる列車に気づいて1人は自転車を線路わきに放り出したが、もう1人は自転車を線路上に残して避難したと話していた。
現場は吉田駅方面からだと西燕駅の200メートルほど手前。列車の停車中、西燕駅付近の数カ所の踏切では、遮断機が下りたままで警報機も鳴りっぱなしの状態だった。安全のために列車の位置から一定の区間の踏切は自動的に遮断機が下り、警報機が鳴る仕組みになっている。
自転車が列車にくい込んでいたため、取り除く作業や安全点検のために停車が長時間に及んだようだ。停車している間、まさに開かずの踏切となった付近の踏切には、それと知らない車が長い列をつくった。見かねて列に入ってくるドライバーにUターンするよう誘導する付近住民もいた。
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