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三条市上保内の踏切事故で列車が停まり、男性が大けが (2002.7.31)
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31日午前6時43分ころ、三条市上保内地内の信越本線布施谷踏切(第4種踏切)で、青森八戸発金沢行の貨物列車(19両編成)と軽自動車がぶつかり、軽自動車を運転していた男性が病院に運ばれるという踏切事故があり、信越本線は一時不通となった。
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三条市上保内地内の信越本線布施谷踏切の事故現場
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軽自動車を運転していたのは、三条市上保内、無職富樫武男さん(63)。燕労災病院に運ばれ、左鎖骨と肋骨を骨折したが意識はあり、命の危険はない。富樫さんは所用で外出し帰宅途中だった。
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物々しい現場
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貨物列車はエアー漏れのため走行できず現場で運転を打ち切った。事故の影響で、下り長岡発新潟行の普通列車(5両編成)は現場で停車していたが午前7時43分新潟方向に発車し、停車していた貨物列車は午前8時22分に発車。その後も上下線に遅れが出た。
事故のあった踏切は、JR保内駅からJR東三条駅に向って600mほどのところの遮断機がなく、車1台がやっと通られるほどの狭い踏切。富樫さんは保内駅を左に見る形で踏切を渡ろうとして列車とぶつかり、軽自動車は踏切の先の右側、線路わきの畑に仰向けになって落ちた。線路に沿って高圧電線があり、数メートルでその電柱にぶつかるところだった。事故原因など三条署で捜査中。
また、この日は夏の事故防止運動最終日。前日30日、三条市内に開設された交通安全指導所では、JR東日本新潟支社社員も参加して踏切事故の防止を呼びかけた矢先だが、結果的にはその声が届かなかった。
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現場付近の見取り図
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