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三条市の刃物教育推進事業で小学生親子が竹とんぼ作り (2003.6.13)
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三条市の刃物(ものづくり)教育推進事業の一環で三条市立西鱈田小学校(神保光男校長・254人)は、13日午後1時半から同校竹とんぼづくり教室を開き、4年生56人とその保護者が切り出し小刀で竹とんぼを作った。
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真剣な表情で竹とんぼ作りに取り組む西鱈田小4年生と保護者
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学習参観にあわせて開き、三条市シルバー人材センターの大谷秀作さん、佐藤日出丸さん、田斉清さん、野島義騎さんの4人が指導。刃物でけがをしないよう注意を受け、タケを削る作業に取り掛かった。
児童は3年生の図工で小刀を使っており、小刀に背に親指を押し当てて削る方法は知っていてもうまく削れず、「手が痛〜い」と保護者に手伝ってもらう子も。とはいえ保護者も満足に小刀を使ったことのない人が多く、子どもと一緒になって真剣に取り組んでいた。
三条市ではふるさとの伝統教育推進のために今年度から刃物(ものづくり)教育推進事業を行い、小中学校の伝統教育の学習のなかで講師料補助や講師の紹介、備品の貸与などを行っている。
西鱈田小学校以外にも小学校で和くぎ、中学校では包丁を作る学習が計画されている。
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