吉田町長を役場前で町民300人余りが見送る

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17日死去した吉田町の金子勝町長の告別式が20日行われ、出棺のあと町役場前で職員や町民ら300人余りが最後の見送りをした。

吉田町役場前で300人以上が金子町長を見送った

役場前の歩道には、業務に差し支えのない職員と町民がならび、役場前の通りに面する銀行や医院や商店の人たちも店の前に立っていた。

見送りの人たちに一礼して車に乗り込む遺族ら

午前11時半に出棺で、それから間もなく霊きゅう車が町役場の道路をはさんで向かいに停車。遺族らは車から降りると、金子町長の遺影を胸に見送りの人や役場に向かって深々と一礼。すぐに車に戻り、車は長めのクラクションを2回、鳴らしながら斎場へ向かった。

見送りの町民らの多くは車に向かって手を合わせ、涙ぐんで冥福を祈った。町に住む女性は「町長さんにはお世話になった。優しい方でした。お礼とお別れのことばが言いたくて来ました」。業務に戻った職員も目を赤くしていた。

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