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三条市の初の「しみん夕市」試行は主婦で大盛況 (2004.6.16) |
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三条市は、15日午後3時から三条市厚生福祉会館広場で初めて「しみん夕市」を開き、新鮮で安心な地元の農産物を地元生産者の販売する野菜を求めて主婦を中心に500人以上が訪れる大盛況だった。
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15日、三条市厚生福祉会館で初めて行われたしみん夕市
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学校給食用に野菜を納入している市内の生産者など11人が出店。ホウレンソウ、キャベツ、トマト、ナス、エダマメ、ネギ、アスパラガスなど旬の野菜を中心に、自家製漬け物や切り花などを販売した。
開店前から買い物客20人余りが会場に集まり、予定を15分ほど繰り上げて開店。あっという間に商品が見えないほどの人で盆市のようなにぎわいになり、生産者は顔を上げる暇もないほど客の応対に追われた。
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市場会場に生まれ変わった三条市厚生福祉会館広場
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開店早々にトマトやキュウリが売り切れ、慌てて須頃の畑までとりに帰る生産者もいた。 会場近くの裏館地区に住む主婦は「こんな夕方近くに開く市が近くにあるといいなと思いながら、今まではわざわざ遠くへ出かけてました」「スーパーと違って形はふぞろいだけど、おいしそう。安いし」と好評だった。 「しみん夕市」は、三条市の地産地消を推進する取り組みの一環。学校給食などで使っている地元の旬の農産物を市民にも味わってもらおうと今年度、設置した市食育推進室が企画した。
この日はその試行期間の初日で、このあと22日と29日も開く。店開きは午後3時から午後5時半までだが、売り切れたら終わり。好評なら7月以降も継続して開く。
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