7・13水害から80日、三条市が五十嵐川改修対策室を開設(2004.10.1)

7・13水害から80日たった1日、三条市は五十嵐川改修対策室を開設するとともに関係して異動する職員5人に辞令を交付。破堤した五十嵐川の抜本改修に向けて第一歩を踏み出した。

1日、三条市で行われた五十嵐川改修対策室開設に伴う辞令交付式

午前8時半から市役所で辞令交付式を行い、出張中の高橋一夫市長に代わって佐藤和夫助役が辞令書を交付し、佐藤助役は「五十嵐川改修事業は今後、県、国との関係や地元移転等、大変大きな問題となってくる。事務量も多くなるが、よろしくお願いします」と激励した。

4人体制でスタートした対策室

対策室は市役所2階小会議室に開設。関係する異動は5人で、兼務の土田荘一土木課長を室長に、兼務を含む4人体制でスタートした。

県が五十嵐川の抜本改修の計画策定の検討を始めたことから、三条市でも改修事業に対応するために対策室を開設したもの。県の復旧対策課と協議しながら家屋移転用地の調査、地権者の調査、対象地域の住民との連絡調整、架け替える橋や道路の調査などを行う。

県の改修計画は12月ころには示される見込みで、来年1月に関係者への説明会を開く考えだ。1日付の人事異動は次の通り。

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