GW後半の3日、加茂市成人式で416人のはたちを祝う(2005.5.3)

「憲法記念日」の3日、加茂市教育委員会は、午後1時半から加茂市文化会館で平成17年度成人式を行い、初夏を思わせる陽気のなか、416人のはたちの門出を祝った。

3日行われた加茂市の平成17年度成人式

昭和60年4月1日までの1年間に生まれた対象者416人のうち、312人が出席。好天に恵まれて気温は22.7度（加茂地域消防本部観測）まで上がり、振り袖やスーツを着た新成人にとっては蒸し暑く、会場では扇子やパンフレットであおいでいた。

20歳の誓いを述べる小柳さん

来賓の小池清彦加茂市長は祝辞で、憲法改正論議にふれ、「日本はなんとしても平和国家で生きてもらいたい」、「平和憲法がひとたび改正されれば、即、徴兵制になる」と述べ、「よく考えた上で、しっかり日本の未来を背負っていってください」と述べた。

新成人代表で大学生小柳真人さん(20)＝若宮中卒＝は、「これからは成人として、社会の一員として、より一層自らの義務と権利を自覚し、信念を持って大成するよう、願わくば社会全体の進歩に貢献できるよう務める決意」と20歳の誓いを述べた。

閉式後は中学校ごとにステージで記念撮影を行い、加茂市産業センターでの立食パーティーに移った。