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弥彦公園、観桜の主役はヤエザクラがソメイヨシノに取って代わる (2005.5.3)
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県央地域のサクラは、ソメイヨシノの花の季節が終わって遅咲きのヤエザクラにバトンタッチ。弥彦村の弥彦公園でもヤエザクラが満開で、ゴールデンウイーク後半の行楽客の目を楽しませてくれそうだ。
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弥彦公園で今まさに満開のヤエザクラ
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弥彦公園のヤエザクラは、ソメイヨシノと比べれば数が少なく、駅前通りの両側の歩道に延びるソメイヨシノのサクラ並木のようにまとまったところはない。
しかし、とっくに葉桜となったソメイヨシノに代わって、テニスコートや池の周辺にあるヤエザクラは、今まさに満開。ヤエザクラは花弁が多い八重咲き品種の総称で、結婚式でおなじみの桜湯は、ヤエザクラを塩漬けにしたものだ。
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弥彦公園には、花のピンク色の濃淡が異なる「王昭君(オウショウクン)」「麒麟(キリン)」「八重曙(ヤエアケボノ)」といった品種のほか、今は薄緑色の花の「御衣黄(ギョイコウ)」も。「御衣黄」は花の色を緑から黄、ピンクと変えて最後には花を付け根から落とす珍しい品種として知られる。 2日は昼ころには雨があがり、午後からはしだいに晴れ間が広がった。ゴールデンウイーク中とはいえ、カレンダーでは平日だったこの日は、行楽客も一服だったようで、にぎわいはあまり見られなかったが、3日からの黄金連休後半戦の花の主役であることに違いはない。
ヤエザクラはソメイヨシノよりは花の持ちがいいので、今週いっぱいはヤエザクラで観桜を楽しめそうだ。
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