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高橋一夫後援会役員会で高橋氏が市長選出馬の決意表明 (2005.5.23)
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新三条市の市長選挙に立候補する旧三条市長の三条市本町5、高橋一夫氏(67)の後援組織、高橋一夫後援会(坪井正康会長)は、23日午後7時からハミングプラザビップ三条で役員会を開き、泉田裕彦県知事も応援に訪れるなか、高橋氏が出馬の決意表明を行った。
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23日開かれた高橋一夫後援会役員会
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役員50人余りが出席。高橋氏は、あいさつの冒頭で2月に特発生食道破裂による緊急手術、入院で心配をかけたと話した。4月30日の旧三条市の閉庁式で市長職務を離れてから20日余り、ややふっくらとした高橋氏は、リラックスした表情で話した。
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市長選出馬の決意表明を行う高橋氏
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高橋氏は出馬への経緯を説明した。平成11年4月に初当選し、ことし5月1日の合併で役割は終わるはずだったが昨年、7・13水害が発生。視察に訪れた小泉首相や国、県に抜本的な河川改修を求める一方で、改修工事に伴う住民の移転を実現できるか、何度か念を押されたという。
それに対し、高橋氏は、「二度と起こさないためにどうしても河川改修が必要であるとすれば、説得をしてご説明をして、協力してもらえると思っていますから、ぜひやってくださいとお願いした。議会でも水害の責任について、抜本的な河川改修がわたしの責任の取り方と説明してきた」。そして、病気からの順調な回復もあり、数人の役員と相談して立候補の決意を固めた。
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泉田県知事
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「わたしの責任として災害に強いまちづくり、三市町村が一緒になったのだから融和という形、河川改修というもののめどをつけるということが私の責任だろうと思う。もし、新市の初代の市長になれば、そういうふうなめどをつけるというまで、一生懸命やっていきたい」と決意を述べた。
応援の泉田知事は、「高橋さんが引き続き市政を担当するという決意を示したことは、三条市へ大きな期待、未来へ対しての希望がもてるのではないか」とし、水害からの復興は重要な課題で、それにはこれまでの経緯や展望を知る市長の誕生が三条市民の幸せになるのでないかとした。
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坪井後援会長
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また、地方分権改革が進むなか、「経営感覚をもった市長がこの三条市を運営していくのが望ましい」と高橋氏のキャリアにも期待。「(三条市は)まだまだ復興半ば、1日も早く復興できるようにしていかなければならない、そういった意味でも即戦力である高橋さんを押し上げていただきたい」と支援を求めた。
坪井会長は、水害復興を途中でやめられないという高橋さんの男気を高く評価するとともに、復興、河川改修は高橋氏ひとりではできず、選挙は無投票になるかもしれないが、どうなっても高橋さんを押し、支えてほしいと、協力を求めた。
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