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三条市が大島地区除く旧三条市全域に避難準備情報を発令 (2005.6.28)
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笠堀ダムの流入量が毎秒300トンを超えたのに伴い、三条市は28日午前3時53分、非常配備を第2次配備から第3次配備へ移行、同時に災害警戒本部から災害対策本部へ移行するとともに、大島地区を除く旧三条市全域2万6128世帯に避難準備情報を発令した。
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28日午前5時28分、昭栄橋から一新橋方向の五十嵐川
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第3次配備の基準のひとつが、笠堀ダムの流入量が毎秒300トン以上、放流量が同80トン以上。すでに放流量は毎秒80トンを超えていたが、流入量が毎秒300トンを超えたため、第3次配備に切り替わった。
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市役所に設置された災害対策本部
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防災服で指揮をとる高橋三条市長
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第二中に設置された災害対策本部の支部
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午前5時18分、昭栄大橋−一新橋間の土手に出て、五十嵐川の様子を不安げに見つめる市民
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それに伴って災害警戒本部を災害“対策”本部に移行し、第2次配備の第1次避難所に続いて第2次避難所を開設。配備要員は市職員全員と支部要員すべてとなり、市職員は次々と登庁している。 さらに第3次配備と同時に避難準備情報を発令した。避難に時間のかかる人は避難の準備を始めるよう呼びかけおり、市内22の災害対策本部支部が広報車による広報を行っている。 また、大島地区も含む旧三条市全域の小中学校、保育所や児童館、幼稚園に通う子どもたちは、28日は登校せずに自宅待機し、連絡があるまで待つよう求めている。
午前4時までの被害状況のまとめでは、道路被害では西本成寺スバル裏手の市道が冠水、三竹2のフクヤ付近の道路が冠水20センチ、県道鞍掛八木向線の遅場−吉ヶ平間が落石の恐れで通行止めになった。
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