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23日に三条よってけ祭りで放った黄色い風船が約300キロ離れた岩手県陸前高田市に舞い降りる (2005.9.27)
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23日に三条市・パルム1付近で行われたイベント「第10回三条よってけ祭り」で、昨年の7・13水害で全国から受けた感謝するメッセージを添えた風船1,000個を放ったが、そのうちのひとつが2日後の25日、三条市から直線距離で約300キロも離れた岩手県陸前高田市に届いていた。
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メッセージを結んだ風船1,000個を飛ばした23日の「第10回三条よってけ祭り」
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風船を受け取ったのは、三陸海岸に面し、南は宮城県と接する陸前高田市高田町に住む65歳の男性。25日午前、仕事先で黄色い風船がゆらゆらと舞い降りてくるのを見つけてキャッチした。300キロを2日がかり、時速約6キロのペースで飛んできたことになる。
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黄色い風船は直線距離で約300キロを2日がかりで飛んだ
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風船に結びつけられたメッセージは、雨に濡れて破れそうだったので、乾かして翌26日に開いて読んだ。メッセージには、ひらがなで子どもと思われる名前と「これからもがんばってください」とあり、三条市関連のホームページを検索してケンオー・ドットコムに電子メールで連絡を寄せた。
風船を「まさか新潟から飛んできたとは…」とその男性。「小学校6年生くらいの子どもの字のようですが、とにかく無事に飛んできて、うまく言えませんが感動しました」と水害復興の願いを託して天空をかけた黄色い風船に思いをはせている。
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