三条よってけ祭りとあわせて遠藤ケイ原画展(2005.12.23)

23日から25日まで三条市・パルム1で開かれている第4回三条よってけ祭りのイベントとして、三条市出身で下田地区の古民家を工房に活躍するイラストレーター、遠藤ケイさんの原画展が開かれている。

三条よってけ祭りとあわせて開かれている遠藤ケイ原画展

遠藤さんの著書『アジア包（ぱお）』の原画33点と、毎年8月に下田地区で行われている「しただふるさと祭り」で遠藤さんがデザインしているポスター原画3点の合わせて36点を展示している。

月刊誌『OUTDOOR』に連載された遠藤さんのスケッチの原画

2006年版のオリジナルカレンダー「遠藤ケイの懐かしい遊び・昔、みんな子どもだった。」

『アジア包』は、月刊誌『OUTDOOR』で3年にわたって連載された遠藤さんの「アジア漂泊スケッチ紀行」を上・下巻に分けて収録したもの。ネパール、チベット、タイ、韓国、モンゴルを中心に各地の民俗や習俗、日常世界をぬくもりにあふれたイラストで描き、手書きで説明も加えたスケッチだ。

ポスター原画は、2002年からの3枚のポスターの原画で、いずれも原寸大。鮮やかな着物をまとった祭りのヒロイン、笠掘姫と雨生の大蛇を力強く描いている。

また、会場では2006年版のオリジナルカレンダー「遠藤ケイの懐かしい遊び・昔、みんな子どもだった。」（B3サイズ7枚組）、遠藤さんの書籍、Ｔシャツも販売している。