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5日午後、三条市内の留守宅で鍋のかけ忘れで消防出動 (2006.12.5)
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5日午後、三条市内で留守宅での鍋のかけ忘れによる119番通報があり、三条市消防本部が出動した。
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5日、三条市内の留守宅でコンロにかけ忘れて真っ黒になり、煙を上げる鍋
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午後2時22分ころ、住宅の換気扇から黒い煙が出ているのを近くの会社の従業員が発見し、119番通報した。住宅は留守だったが、ガスコンロに火がついており、そこにかかっていたふたのしまった鍋から煙が出ていたため、同本部では窓をはずして中に入り、火を止めた。
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出動した三条市消防本部
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数十分は火にかかったままだったようで、ふたを開けた瞬間に鍋の中に火が入ったという。鍋の中は黒くなっていたものの、ガスコンロの回りなどにも被害はなく、火災には至らなかった。
鍋の中に何が入っていたかは不明だが、同本部が到着したときには付近で油が燃えたようなにおいがしていた。
鍋のかけ忘れは、常に上位にある火災の原因のひとつ。とくに天ぷら鍋をかけ忘れると、油が熱せられて発火したり、鍋が熱で溶けたりして壁や換気扇、付近にあるものが燃え、火災に至ることがあり、同本部では火の取り扱いに十分、注意するよう呼びかけている。
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