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三条市内24小学校すべてで卒業式、1,096人巣立つ (2006.3.24)
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三条市内の24小学校すべてでは24日、そろって卒業式を行い、合わせて1,096人が学びやを巣立った。
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栄中央小学校で行われた第43回卒業証書授与式
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昨年の合併で栄町立から三条市立となった栄中央小学校(戸恒基校長)は、午前9時10分から平成17年度第43回卒業証書授与式を行った。卒業生は男子27人、女子33人の計61人。
紺色のブレザーにえんじ色のネクタイの中学校の制服を着て、ぐっと大人っぽくなった卒業生は、昨年の三条市音楽祭で器楽演奏した『栄光の架け橋』を録音したテープをBGMに在校生や保護者らの拍手に迎えられて入場。戸恒校長から、1人ずつ卒業証書を受け取った。
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卒業生に卒業証書を手渡す戸恒校長
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式辞で戸恒校長は、福沢諭吉の「悩んでいるということは、とどまっていることではなく、前進していることである」の言葉を贈り、中学校で直面するであろう悩みに、自分だけで解決できないときは、両親や先生、友人に相談して解決の糸口を見い出すようアドバイス。「夢や希望に向かって力強く前進してください」と活躍に期待した。
来賓祝辞で高橋一夫三条市長は56年前、自身が小学校の卒業式のときに、おじさんからもらった習字道具の中に、タケのへらが2枚入っていて、墨が小さくなったら、へらではさんで最後まで使うことを知ったエピソードを紹介。
「もったいない」や「いただきます」は、ほかに国の言葉にない日本のすばらしい文化で、お年寄りの言葉からも学び、「どうか日本のことばを大事にして、日本のいい文化を勉強し、自分のものにしていただきたい」と求めた。
卒業生は、27日の離任式で小学校に登校するのが最後となり、4月6日の入学式から中学校生活をスタートする。
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