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燕市長選は小林氏が高橋氏に予想外の大差で勝利 (2006.4.24)
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23日投開票が行われた新燕市の市長選挙は、旧燕市長、旧分水町長、前燕市議の三つどもえの選挙戦を繰り広げた結果、旧分水町長の小林清氏(69)が、それよりも大きな票田をもつ前燕市長の高橋甚一氏(70)に7,700票余りの予想外の大差をつけて当選、初代燕市長に決まった。
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当選を確実にし、手を上げてガッツポーズの小林氏
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開票の結果は、小林氏23,674票、高橋氏15,923票。斉藤紀美江氏(59)7,947票。高橋氏は、同じ旧燕市を票田とした斉藤氏の票を上積みしてもわずかに小林氏の得票に届いたに過ぎない結果だった。
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高橋三条市長と握手する小林氏
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燕市吉田法花堂の小林陣営の事務所では、午後10時半の中間発表で高橋氏との差が4,000票開いたと聞き、歓声と拍手で沸いた。10時45分ころには「もう待ってられません」と、選対本部長の斉藤広吉市議の発声で万歳三唱した。
小林氏は、「この大勝利は決してわたしの勝利ではありません、皆さんが押し上げていただいた」と涙で目を潤ませ、支持者に頭を下げた。さらに「この短い選挙期間でありますけど、皆さん方にお約束申し上げたことは、きっちりと成し遂げてまいります」と決意を示した。
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開票を待つ高橋陣営事務所は終始、沈うつな雰囲気
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応援の県議らがあいさつするなか、三条市の高橋一夫市長が当選祝いに駆けつけ、「これから県央のことは、小林燕市長さんと一緒になって、相談をしながらいく」と固く握手した。
一方、高橋氏は、杣木地内の事務所で「力が及ばなかった」と支持者にわび、応援に感謝し、午後11時過ぎに吉田地区と分水地区の同陣営の事務所にあいさつに向かった。
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候補者 |
年齢 |
得票 |
当選 |
小林清 |
(69) |
23,674 |
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高橋甚一 |
(70) |
15,923 |
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斉藤紀美江 |
(59) |
7,947 |
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