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分水まつりで半世紀ぶりに復活の地蔵堂本町屋台で小学生が地蔵堂屋台ばやし (2006.7.24)
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第35回分水まつり2日目の23日、50数年ぶりに祭に復活した地蔵堂本町屋台の上で分水小の児童が「地蔵堂屋台ばやし」を演奏し、まつりに花を添えた。
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23日の第35回分水まつりで半世紀ぶりに復活の地蔵堂本町屋台で小学生が「地蔵堂屋台ばやし」
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地蔵堂本町屋台は、江戸時代文政年間から昭和29年まで祭礼でひきまわされ、歌舞伎も披露したといわれる。昨年までは旧分水町の指定文化財として解体された状態で保存されていたが、合併を前に3月、旧分水町の伝統を残そうと、老朽化していた3台分の材料を使って1台に復元。良寛資料館に隣接する展示館を建設し、保存している。
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「地蔵堂本町屋台を新市の宝物に」とあいさつする小林燕市長
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22、23の2日間の分水まつり最終日はくもり。屋台は移動式舞台の3階建てで木の車輪は付いているが、今回は、展示館から解体して車で運び、前日に祭会場のお祭広場で組み立てて、屋根に雨よけのビニールをかけた。
午後5時からの「地蔵堂屋台ばやし」の演奏では、花道を取り付けた屋台の上に20人余りの児童がそれぞれ笛、太鼓、鐘を手に上がり、児童たちを指導している地蔵堂屋台ばやし保存会とともに「地蔵堂屋台ばやし」を演奏。小林清燕市長はじめ、大勢の市民が屋台の復活を祝い、子どもたちの演奏に拍手を贈っていた。
分水祭りは、このあと、8団体が出場したキッズダンス・園児よさこい・よさこいソーランと続き、午後8時からの太鼓の大饗演で、分水太鼓と柏崎市の日本海太鼓の勇壮な太鼓の響きがフィナーレを飾った。
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