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高橋三条市長、市内小中学校の統廃合に取り組む考え示す (2006.8.30)
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高橋一夫三条市長は30日行った定例会見で、今後の政治課題として市内の小中学校の統廃合に取り組む考えを明らかにした。
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30日行われた高橋三条市著の定例会見
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三条市には24の小学校、9つの中学校があるが、少子化で学年1クラスの学校が増えている。旧三条市を中心に老朽化した校舎が多く、建て替えや改修に財政的な負担が大きいため、統廃合を検討することにした。
登下校時の安全確保のためにスクールバスの運行も考え、市内全体の小中学校を対象にするが、具体的な計画やスケジュールは今後、早急に教育委員会に検討委員会を設置して検討するとした。
6月に教育委員会などと視察した東京都武蔵野市は、三条市より人口が3万人ほど多いのに学校数は三条市の半分ほどだったことも話し、統廃合の必要性を説いた。
また、最終的に信濃川に流れ込む市内の河川、内水の問題は平成20年に五十嵐川の改修が終わっても解決せず、県の所管の新通川、島田川、貝喰川の対応は県に頼んだが、三条市としてやるべきことは5、6年の年次計画を立てた取り組みを始め、少しの雨で床下浸水することのないよう取り組みたいとした。
ほかに、18歳未満の子どもを3人以上もつ保護者を対象に協力店での割引きなどが受けられる「子育て住民基本台帳カード」を来年4月に発行することや、9月30日、10月1日の2日間、県央地域地場産業振興センターをメーン会場に第19回全国削ろう会三条大会が開かれることなどを話した。
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