25日は紅葉シーズン幕引きの快晴、26日はラストチャンスか(2006.11.25)

25日は、この時季には珍しい終日、快晴の小春日和に恵まれた。県央地域では紅葉もわずかに残るだけになり、紅葉のメッカも前週から人出がぐっと減っていた。

探せばまだ見つかる弥彦公園の紅葉

弥彦は弥彦公園を中心に紅葉の見どころが多い県央随一の紅葉の名所。25日は快晴とはいえ、朝方は耳や鼻が赤くなる冷え込みで、いちばんの紅葉の見どころ、もみじ谷の観月橋周辺のモミジはすっかり葉を落とした。

弥彦公園のせせらぎと落葉

それでも日当たりが悪いモミジの紅葉は遅いのか、まだあちこちに紅葉が点在。まさに“狩る”ように紅葉しているモミジを探して散策すれば、かえって“紅葉狩り”の語感にふさわしい。

紅葉の最盛期と比べれば行楽客はずっと少なかったが、相対的に紅葉をねらうカメラマンが目立ち、晩秋から初冬の風情をカメラで切り取っていた。

翌26日の予報も晴れ。弥彦に限らず県央各地の行楽地は、26日が最後の行楽の秋となりそうだ。