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三条市内24小学校すべてで卒業式、合わせて1,088人巣立つ (2007.3.23)
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三条市内の24小学校すべてでは23日、そろって卒業式を行い、合わせて1,088人が小学校6年間の課程を修了し、学びやを巣立った。
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23日、三条市市立大崎小学校で行われた卒業式
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国定勇人三条市長が出席した三条市立大崎小学校(中俣恒校長・児童835人)では、午前9時半から平成18年度卒業証書授与式を行い、市内小学校で最も多い男74、女97の卒業生計171人が卒業した。
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卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡す中俣校長
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真っ白なリボンのセーラー服や手の甲が隠れるくらい大きめの学生服と、中学校の制服を着てぐっとおとなっぽくなった卒業生。在校生や保護者の拍手に迎えられて体育館に入場。プランター約60個に入った全校生徒で育てたサイネリアの花で飾られたステージを背に、体育館中央の演壇をはさんで在校生らと向かい合う形で席に着いた。
卒業証書授与では、担任に名前を呼ばれ、中俣校長から1人ずつ卒業証書を受け取った。
式辞で中俣校長は、6カ年の課程を修了した証を受け取った卒業生をたのもしく感じるとし、「多くの人たちの支えがあったことを忘れないでほしい」と述べた。
また、ノーベル賞受賞者湯川秀樹博士の言葉「働くならば金よりも知的好奇心を目指せ」をはなむけに贈り、「このことを忘れずこれからもまい進し、人の役に立つ人間になってください」と活躍を期待した。
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祝辞を述べる国定三条市長
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国定市長は祝辞で、この6年間で成し遂げた体験や思い出に誇りをもち、中学校では自信を持って活躍し、何事にも全力をあげてファイトの精神をもてばすばらしい中学生になると言い、「三条に生まれ育ったことにぜひ誇りをもち立派な中学生になってください。自分たちの力を信じて一生懸命、過ごしてください」と激励した。
卒業生と在校生で掛け合いで行った「わかれのことば」に、ハンカチで涙をふく保護者もいた。三条市内の小中学校の入学式は4月6日に行われる。
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