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28日午後2時に新大橋の一方通行規制解除、大半のドライバーは規制解除を知らず (2007.3.28)
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三条市の中心で間もなく橋の架け替え工事などの五十嵐川改修工事が本格化するのに伴い、予想される交通渋滞緩和策のひとつとして、28日午後2時から新大橋の一方通行規制が解除された。
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28日から一方通行規制が解除されて対面通行になった新大橋、左は歩行者と自転車用の仮橋
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一方通行規制解除のために「一方通行」の交通標識をはずし、橋の上にはセンターライン代わりのテープを点々と張った。
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歩行者と自転車用の仮橋、右に新大橋
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新大橋は幅員が6メートルと狭いため、車の専用とし、歩行者と自転車は新大橋に隣接して下流側に設置した仮橋を通行する。
取り付け道路は、新大橋から嵐北側は中央商店街の交差点まで、嵐南側は市道一新橋線との交差点まで一方通行を解除し、対面通行となったが、一新橋線からはこれまで通り新大橋方向への右折はできない。
ドライバーが規制解除に慣れるまでの事故防止対策として、規制解除となった区間では15日間、24時間体制で交通誘導員8人を配置している。
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一方通行が解除された後も、大通りから新大橋へ向かう車のほとんどが一方通行のつもりで道路中央を走行
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規制解除初日の28日は、規制解除を知らないドライバーがほとんどのようだった。嵐北側の商店街通りから新大橋に向かう車の多くは、一方通行のつもりで道路中央を走行。新大橋を渡り切る辺りで右折しようと反対車線に出る車もあり、交通誘導員に左に寄って走行するよう誘導していた。
また、これまで侵入ができなかった嵐南側から新大橋を渡った車は、規制解除から1時間半で5、6台しかなかったが、日ごとに増えるはずで、両方向ともドライバーは慎重な運転が求められる。
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歩行者用のスペースが狭くなった新大橋から嵐南側の道路
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歩行者と自転車もこれまで通り新大橋を渡ろうとする人がほとんど。交通誘導員から「きょうからはこっちを渡ってください」と仮橋を案内され、「車が来なくていいね」とゆったりと仮橋を渡っていた。
新大橋の両端の道路は、規制解除で歩行用に路肩を緑色に塗った部分をなくしたため、歩行者のスペースが3分の1ほどに狭まった。
さらに、北新保側の交差点は仮橋側に歩行者用の信号機がなく、新大橋から右折する車も多い。堤防道路は狭く、見通しも悪い。ドライバーも歩行者も十分な注意が必要だ。
新大橋の一方通行規制解除の略図
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