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三条市・中浦ヒメサユリ森林公園、春の行楽客でにぎわい増す (2007.4.9)
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4月1日に今シーズンの営業を開始した三条市の中浦ヒメサユリ森林公園では、カタクリやショウジョウバカマが見ごろを迎え、園内の散策やオートキャンプなどを楽しむ行楽客が訪れている。
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今シーズンの営業を開始しした中浦ヒメサユリ森林公園
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下田地区にある三条市内で最も広い公園で、東北電力ビッグスワンスタジアム約8個分の面積約28万平方メートル。3キロの遊歩道は山野草を観賞しながら散策でき、今はカタクリ、ショウジョウバカマ、キクザキイチゲ、スミレと、植物図鑑を見るようにさまざまな春の山野草の花を見ることができる。
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中浦ヒメサユリ森林公園のバンガロー
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春本番の陽気だった8日は、オートキャンプ場で数組の家族連れがテントを張ってキャンプ。園内を散策する老夫婦や若いカップル、昼ころには弁当を広げる家族連れもいた。
園内にはアスレチック広場や子ども用の遊具をはじめ、芝生広場、バーベキューも楽しめる野外炊飯施設、日帰りと宿泊で利用できるオートキャンプ場、バンガローもある。
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公園内で咲くショウジョウバカマ(上)とスミレ(下)
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公園入口にある管理棟の食堂では、ラーメンや山菜そばを味わうことができ、地元の人が作ったサツマイモの販売もしている。気軽に立ち寄ってだれでも自然に抱かれてゆったり過ごせる。一昨年まで入場料として必要だった環境整備協力費はなくなり、入場無料となったのもうれしい。
公園を管理する中浦ヒメサユリ森林公園管理組合によると、キャンプ利用のピークは新緑が映えるゴールデンウイークで、かなりのにぎわいになる。1日1,000円で利用できるオートキャンプ場は、利用予約を受け付けていないので込むこともあるが、入りきれなかったことはないようだ。
1泊5,000円で利用できる5棟あるバンガローは利用予約を受け付けている。8日現在ではゴールデンウイーク期間中の余裕もあるが、利用したい人は早めの予約をと勧めている。
中浦ヒメサユリ森林公園は、三条市の中心地から国道289号を下田地区へ向かい、清流大橋を渡ってコンビニ店のある信号交差点を左折。新五十嵐橋を渡って国道290号を加茂市方面へ向かい、案内板のところで左折する。問い合わせやバンガローの予約は中浦ヒメサユリ森林公園管理組合(電話:0256-46-4997)へ。木曜は定休。
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