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燕市「八王寺の白藤」が開花、今週末には見ごろに (2007.5.10)
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燕市八王寺、真宗仏光寺派安了寺境内にある県天然記念物「八王寺の白藤」のフジの花が咲き始め、巨大なフジ棚から垂らした房をのばしながら白い花を次々と開いている。
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花を開き始めた燕市・安了寺境内の「八王寺の白藤」
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「八王寺の白藤」は、幹周りは約7メートルの巨木。フジ棚は東西約30メートル、南北約20メートルもあり、それを覆うように枝を広げ、「大白藤」とも呼ばれるのは決して誇張ではない。
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花は一分咲きから三分咲きで、今週末にも見ごろ
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新潟県建設業協会巻支部青年部会寄贈の「八王寺の白藤」の由来を記す看板
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数日前から花が開き始めて今は1分から3分咲き。境内は甘い花の香がし、目をつぶっていても花の存在を知ることができる。
晴れ間の広がった9日は、朝から見物客に切れ目がなく、白藤をバックに記念写真を撮ったり、フジ棚の下のベンチに座ってのんびり眺めたりと楽しんでいた。
今週末にも見ごろを迎えそうで、花の状況にもよるが8日から10日間、午後6時からフジ棚に下げたちょうちんをともしている。
境内にある「八王寺の白藤」の由来を記した看板は、新潟県建設業協会巻支部青年部会の寄贈で、ことし新しくなった。
また、週末13日は午前10時から午後4時まで同寺で恒例の白藤茶会が開かれる。席主は燕市内の茶道教室の持ち回りで、ことしは宗へん流、青木宗敬さん。茶席券は500円。前売り茶席券は燕市総合文化センター内の中央公民館や吉田公民館、分水公民館で取り扱っているが、当日も会場で販売する予定だ。
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