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一新橋の供用開始でいちばん乗りは地元の山崎さん (2007.6.4)
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五十嵐川災害復旧助成事業で橋の架け替えが行われた一新橋が、3日午後3時に供用を開始した。
一新橋は昭和8年に架橋され、その後、洪水による流失もあり昭和27年に木橋だった旧一新橋が架けられた。7・13水害や中越地震で痛みが激しく、同助成事業で架け替えられる4本の橋の中で皮切りの着工。2005年4月から通行止めになって以来、2年2カ月ぶりの供用開始となった。
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嵐南側で開通を待つ車列、先頭が山崎さんの車
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午前中の開通式のあと、午後3時ちょうどに工事関係者が両方の橋詰めに設置していたバリケードを撤去した。橋の両側で待っていた車や自転車、歩行者が一斉に橋を渡った。
嵐南側から嵐北側に渡る車線は一時、昭栄大橋から渋滞した。橋の下流側にだけある幅2メートルの歩道も両方向からの歩行者でにぎわった。
供用開始を前に嵐南側は10台以上の車が列をつくり、その先頭は午後2時から待っていた北新保1、山崎正司さん(72)。一新橋の下流に架かる昭栄大橋も一番乗りし、2橋連続の1番乗り達成に「うれしい」。職場は川向こうの菓子店「かつぼや」で、通勤に一新橋を使っていたので「開通は待ってました」と二重の喜びだった。
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一新橋の新橋供用開始とともにその役目を終えて通行止めになった歩行者と自転車用の仮橋
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また、一新橋の供用開始とともに、2005年11月から歩行者と自転車が通行していた仮橋はその役目を終えて通行止めになり、撤去される。一新橋の供用開始で、橋の架け替えに伴い車の通行ができない橋は、常磐橋、御蔵橋の2橋になった。
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