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中越沖地震の被災者仮設住宅で使う家庭用品を燕市内の事業所が寄付 (2007.8.12)
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燕市と燕商工会議所は、新潟県中越沖地震の被災者が仮設住宅で使う家庭用品の救援物資を届けようと、市内の事業所から寄せられた燕製品1万1000点余りをトラックに積み込んで12日朝、被災地へ向けて出発した。
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燕市と燕商工会議所が市内事業所に募集、被災地の仮設住宅へ届ける救援物資をトラックに積み込む
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救援物資は、燕市長と燕商工会議所会頭の連名で会議所会員事業所などを対象に片手鍋、両手鍋、フライパン、包丁、お玉、フライ返し、デザートスプーン、デザートフォーク、コーヒースプーンの9品目を募り、10日まで寄付を受け付けた。
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JA小池ライスセンターに保管された段ボール箱に詰まった救援物資
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被災地へ向けて出発する12日は、午前8時に小林清市長はじめ副市長と教育長の四役と市職員合わせて26人が吉田庁舎に集合。マイクロバス2台に分乗し、救援物資を保管しているJAの小池ライスセンターへ。
ボランティアで救援物資を輸送してくれる燕運送の社員5人とともに、2台のトラックに1台は柏崎市への6,300点、もう1台には刈羽村への4,400点と出雲崎町への405点を積み込み、8時15分ころに小林市長らの乗ったマイクロバスとともに燕市を出発した。
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段ボール箱に張った内容物と届け先を記したラベル
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柏崎市には15日完成予定の仮設住宅もあるため、17日にもう一度、1万5649点を届けることにしている。
燕市が救援物資を募集したのは、阪神・淡路大震災が最初で、3年前の新潟県中越地震と今回で3回目となった。
小林市長は、3年前の中越地震でも燕市内の事業所から救援物資を受け、今回も多くの協力を得たことに感謝していると述べ、救援物資を引き渡すときは、「お互いに災害に負けないで、負けるもんかという気持ちで頑張っていきましょうという気持ちも届けたい」と話していた。
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