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燕大花火大会は1カ月延期で人出は1.8万にとどまるも大輪の光の花で県央の夏祭りを締めくくる (2007.8.27)
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新燕市となって2回目の燕大花火大会が26日、大河津分水路河川敷で開かれた。中越沖地震の影響で当初の計画を1カ月近く延期したこともあり、観客は昨年より12,000人少ない18,000人にとどまったが、訪れた人は県央地域の夏祭りの締めくくりともいえる花火大会をたっぷりと楽しんだ。
花火大会に先駆けて7時から「燕市よさこいソーラン大会」で幕開け。燕地区と分水地区の5団体から90人が出演し、かがり火をたいた河川敷をステージに各団体のオリジナル曲などにのせて1曲ずつ踊りを披露した。
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花火大会に先駆けて行われた燕市よさこいソーラン大会
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間を置いて8時から大花火大会がスタート。昨年より観客は少ないものの、春においらん道中が行列をする堤防道路約1kmの観覧席には、若者や家族連れなどがビニールシートを敷いて陣取り、すき間がないほどだった。
虫の鳴き声と川の流れる音、秋の気配を感じさせるような川風のなか、スターマインなどの花火が次々と夜空に開くと、「うわ〜、でっけ〜(大きい)」、「きれいらね〜」と歓声や拍手が起こった。
新市誕生1周年記念の尺玉50連発では、あたりにとどろく爆音といっしょに「45、46、47」と声に出して数えている人もいた。
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フィナーレのナイアガラ花火
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9時ころに可動堰に架けた延長180メートルのナイアガラがフィナーレを飾り、夏祭りの最後を告げた。光の帯は、あいにくの風向きで途中から煙に隠れたものの「燕も合併したっけ、これだけの花火大会ができるんだね」と話す若い女の子のグループも大満足だった。
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