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三条市長定例会見で経営戦略プログラムの平成18年度経営報告や三条市通学合宿など8項目 (2007.9.11)
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国定勇人三条市長は、11日午前9時から行った定例記者会見で、経営戦略プログラムの平成18年度経営報告や三条市通学合宿などについて発表した。
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11日、定例記者会見を行う国定三条市長
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毎回、三条市をPRするポスターなどを背中の壁に張って会見しているが、今回は公募で決めた三条市環境マスコットキャラクター「エコちゃん、サンちゃん」のイラストを背に会見。公募では一般の部に応募のあった144点のなかから安富勝弘さん=熊本県熊本市=の作品に決めた。
会見で発表した内容は、経営戦略プログラムの平成18年度経営報告、国際交流事業、三条市観光振興講演会、ふれあい広場「スマイル本町」びオープン、放課後子ども教室のスタート、三条市環境美化促進区域の指定、三条市通学合宿、環境マスコットキャラクターの8項目。
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三条市環境マスコットキャラクターに決まった「エコちゃん、サンちゃん」のイラスト
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経営戦略プログラムは、自治体間競争に勝ち、市民の満足を得る持続的、安定的な行政サービスを提供できる「小さな政府」を目指す行政システム構築のため、平成17年度に策定した。
そのプログラム実施の初年度となった昨年度の経営報告書では、昨年度のプログラムの取り組みが、目標に向けた効果や到達度を検証、数値化するなどして明示し、今後の進め方をまとめた。
報告書のまとめでは、総じて一定の成果を上げたと評価しながらも、職員の退職金や児童手当の制度改正などによる経常経費の増加など扶助費の伸びで、さらに財政の硬直化が進み、このままでは計画期間中の目標達成は難しいとしている。
当面は、財政調整基金残高である程度の対応はできるが、財政の硬直化は突発的な行政需要に柔軟に対応できないことを意味するため、今後は市民ニーズをさらに的確に見極めて限られた財源の選択と集中で、歳出入改革を進めなければならないと、引き続き、厳しい財政状況を話した。
ふれあい広場「スマイル本町」は、三条中央商店街振興組合が商店街と福祉団体、地域コミュニティの協働で運営し、空き店舗を活用して障がい者や高齢者が交流できる店舗として9月21日にオープンする。市内授産施設などで製作した商品の販売や喫茶を行う。
三条市通学合宿は、家族と離れて数日間を同世代と一緒に公共の宿泊施設で過ごしながら学校に通うもので、旧下田村では平成13年から実施していた。今回初めてそれを三条、栄地区にも広げた全市の取り組みとし、市内全30小学校を三条(嵐北)、三条(嵐南)・栄、下田の3地区に分けて行う。
三条と栄は小学6年生、下田は5、6年生を対象にそれぞれ参加者を募集している。実施期間はいずれも4泊5日で、宿泊所と実施日は三条(嵐北)はグリーンスポーツセンターで10月16日から、下田地区は下田よってげ邸で10月23日から、三条(嵐南)・栄地区はグリーンスポーツセンターで11月13日から。
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