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三条市吉田で親子で古代米の稲刈り体験 (2007.9.29)
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三条市吉田、(社)県央研究所(高野雅志理事長)とNPO全国法人ごはん科学研究所は29日、「平成19年度版〜もうひとつの小さな稲刈り」を行い、古代米を手作業で刈る昔ながらの稲刈りを体験してもらった。
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29日行われた「平成19年度版〜もうひとつの小さな稲刈り」で古代米の収穫
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食育と地域農業の活性化に寄与しようと長年、コメの研究に取り組むなかで、4年前から同研究所そばの田んぼで古代米を栽培。わらの生産性の認識や減反地での生産の可能性を探るねらいもあり、田植えと稲刈りは地元の子どもたちに参加を呼びかけ、昔ながらの手作業を体験してもらっている。
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イネを刈り取ったあとからはざ掛け
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今回は市内の小学生を中心に子ども14人とその保護者などの一般約30人と職員約30人の計60人近くが参加。稲刈りのやり方を聞いたあと、かまを手に田んぼに入り、約3アールの田んぼで紫や黒の穂をつけた8種類の古代米のうち、収穫時期を迎えた6種類とコシヒカリを収穫した。
刈り取ったイネはその場で束ね、田んぼ内のタケで作った「稲架(はざ)」にイネをかけて天日干しするはざ架け、脱穀機を使っての脱穀も体験した。
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脱穀機にも挑戦
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長靴に長袖で初めての稲刈りを体験した大崎小学校1年の神田朱莉ちゃんは「かまを使うのも初めてだよ。切るとこがおもしろい」、同所での田植えにも参加した与板小学校4年生の中島さくらちゃんは、「おっきくなっていて、うれしい!」と春に手植えした稲の成長に驚き、稲刈りを楽しんでいた。
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