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三条別院で8日までの報恩講「お取越」が始まる (2009.11.6)
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三条市本町2、真宗大谷派三条別院、通称「東別院」では、5日から8日まで「お取越(おとりこし)」の名で親しまれる報恩講を行っており、7日までの3日間は、参道や周辺で露店市や植木市が店開きしている。
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報恩講が営まれている三条別院
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報恩講は浄土真宗の開祖、親鸞(しんらん)の報恩のため、親鸞の忌日を最終日として7昼夜に渡って行う法会。
地元では、お取越は寒波で荒れ模様になると言われるが、ことしは平年より21日も早く3日に新潟で初雪を観測。その寒波が去ってからのお取越となった。
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お取越にあわせて三条別院参道の本寺小路に並ぶ露店
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初日5日は日中、晴れ間が広がって最高気温は午後3時の18.6度(三条市消防本部調べ)で10月中旬から下旬並みの陽気。新型インフルエンザの流行で学級閉鎖や休校している小中学校があるためか、日中の小学生の出足は少なめだったが、夕方から制服の高校生や家族連れが訪れていた。
臨時露店市場は、植木の露店4店を含め、ぽっぽ焼きやお好み焼き、リンゴ飴、金魚すくいなど昨年より9店多い73店が出店している。
また、お取越臨時露店市場の開設に伴い、周辺では7日まで臨時の交通規制が行われている。
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