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21日の県内産西洋ナシ「ル レクチエ」販売解禁日に向けて三条市大島地区で出荷進む (2009.11.21)
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21日は新潟県内の西洋ナシ「ル レクチエ」の販売解禁日。その前日の20日、県内有数の果樹産地、三条市大島地区でも生産物を集出荷する大島選果場に生産農家が次々と「ル レクチエ」を搬入、初出荷の準備が進められた。
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21日の「ル レクチエ」販売解禁に向けて出荷を進める三条市・大島選果場
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県内産ナシの出荷を締めくくるのが、フランス原産の洋ナシ、ル レクチエ。宝石のような山吹色の外観、上品な香りと滑らかな食感、濃厚な甘みの西洋ナシの高級品種で、数年前から県内一斉の販売開始日を設けている。
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果実をひとつひとつ検査
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山吹色の宝石のような果実
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20日は、初冬の寒さのなか、戸を開け放った選果場でル レクチエ1個1個を検査して、県内市場に出荷した。県外市場には23日出荷分が翌24日から並ぶ。
同選果場では、ことしのル レクチエは大玉傾向で、生産に適した気候だったので糖度が高く、味には太鼓判を押す。歳暮商戦にも参戦して年末まで出荷が続き、同選果場で88トンの出荷を見込む。
昨年は出荷量が多かったこともあり、それと比べるとことしは7割ていどだが、平年並みという。
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