|
22日まで三条市体育文化センターで第27回ふるさと絵画コンクールの作品展、小中学生作品465点がずらり (2009.11.21)
|
|
|

|
三条市PTA連合会と三条市教育委員会は21、22の2日間、三条市体育文化センターで第27回ふるさと絵画コンクールの作品展を開き、最優秀賞か入選までの市内の小中学生の作品465点を展示している。
 |
22日まで三条市体育文化センターで開かれている第27回ふるさと絵画コンクールの作品展
|
絵画を通じて郷土愛をはぐくもうと毎年、市内小中学生が作品を募集して開いているコンクール。ことしは、小学校791、中学校217の2部門合わせて計1,008点の応募があり、小中学校の美術担当教諭らが審査し、各部門7点の最優秀作品をはじめ、金、銀、銅賞と入選の465点を決めて展示している。
作品のモチーフは、三条地区の本成寺や保内公園、栄地区のしらさぎ森林公園、下田地区の八木ヶ鼻をはじめ、学校や駅、夏まつりの花火、三条まつりの天狗、節分の鬼踊りなども多い。
秋に開かれたトキめき新潟国体で活躍したマスコットキャラクター「トッキッキ」、7月22日の皆既日食にちなんだ大崎山の観測日食碑を描いた作品もある。
毎年、市街地を南北に分けて流れる五十嵐川をモチーフにした作品が多い。5年前の7・13水害で被害をもたらした五十嵐川の河川改修工事がほぼ終わったこともあり、「きれいな五十嵐川」などのタイトルで、穏やな五十嵐川の清流を描いた作品が目立ち、架け替えられた橋の開通式を描いた作品もある。
21日は開場と同時に家族連れが切れ目なく訪れた。鍛冶仕事をする祖父や盆の夕食を10人ほどで囲む作品を見詰める40歳代の女性は、「時代は変わっても、わたしの子どものころの風景みたいで懐かしさもあり、ほっとします」と話し、作品を通して今の子どもたち自分の子ども時代の視点を重ねていた。21日は午前10時から午後8時まで、22日は午後4時まで。入場無料。
|