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11月29日に三条図書館で三条市歴史民俗産業資料館(旧武徳殿)の国登録有形文化財登録記念講演会 (2009.11.22)
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三条市は、ことし8月7日に三条市歴史民俗産業資料館(旧武徳殿)が国登録有形文化財に登録されたのを記念して、11月29日午後2時から三条市立図書館で登録記念講演会を開くので、受講を呼びかけている。
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三条市歴史民俗産業資料館(旧武徳殿)の国登録有形文化財登録記念講演会のちらし
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旧武徳殿建造物詳細調査担当で加茂市史編さん委員の山崎完一さんを講師に「日本の近代化遺産 和洋折衷建築 三条市歴史民俗産業資料館(旧武徳殿)の建造物」をテーマに聴いたあと、すぐそばの資料館へ場所を移して山崎さんの解説を聞きながら建物を見学し、4時に終わる。
三条市歴史民俗産業資料館の建物は、昭和10年に武徳殿として建てられ、公民館や図書館、青少年育成センターなどに使用された。
武徳鍛錬の場の形式を残す施設で、重厚で厳粛な雰囲気をもつ武徳殿建築の好例。三条市の市街地に東面して建つ木造平屋建。旧武道場を中心に西北に旧弓道場、東南に旧貴賓室を備える。
旧武道場は千鳥破風(ちどりはふ)付の入母屋造桟瓦葺(いりもやづくりさんがわらぶき)で、周囲に下屋庇(げやびさし)をまわし、正面に唐破風造(からはふうづくり)の玄関、北面に裏玄関がある。
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「三条市歴史民俗産業資料館(旧武徳殿)」として文化庁から受けた登録有形文化財登録証
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三条市内で初めての国登録有形文化財であり、登録を記念して講演会を企画した。定員50人で聴講無料だが、申し込みが必要。申し込みは生涯学習課文化財係で電話(0256-34-5511、内線406)で受け付けている。
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