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三条市で河川改修事業等調査特別委員会、施工ミスの嵐川橋は補修対応の理解を得て半年ぶりに工事再開 (2009.11.25)
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三条市は24日、市議会の河川改修事業等調査特別委員会で、施工ミスで10月に半年ぶりに工事を再開した嵐川橋をはじめ、五十嵐川や信濃川の改修工事の進ちょく状況などを説明した。
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24日開かれた三条市の河川改修事業等調査特別委員会で示された嵐川橋軽量コンクリート施工状況の資料写真
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嵐川橋は、今秋の完成予定だったが、ことし3月の測量で橋の中間、2つの橋脚の間の高さが設計より低いことがわかり、工事を中断。県は軽量コンクリートによる補修工法による対応で市や市民に理解を求め、10月1日に同問題による補修工事とほかの工事もあわせて、ようやく工事を再開した。
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24日の河川改修事業の等調査特別委員会
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同委員会では、10月28、29日に高さを補うために形状を修正する軽量コンクリートの打設を行ったことを報告。完成後に県と三条市、請負者の(株)ピーエス三菱の三者で維持管理に係る協定を締結し、日常点検やその実施期間、不具合の影響があったときの工事の実施など、内容については協議中だが、三条市が負担することのないような協定内容を考えていると説明した。
嵐川橋の供用開始目標は、今秋としていた当初より約5カ月遅れの来年3月初旬とした。ほかに、五十嵐川の築堤護岸工事や河床掘削、昭栄大橋階段工事、貝喰川や新通川の樋門・排水機場、信濃川の下流の築堤工事などの進ちょく状況などを説明した。
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