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燕市議会の3月定例会が開会、小林清市長には最後の定例会 (2010.3.10)
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燕市議会の3月定例会が9日、開会。4月の任期満了で引退を表明した小林清市長にとっては最後の定例会で、一般質問も始まった。
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9日開会した燕市3月定例会
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会期を9日から24日の16日間と決め、議案を上程、タナカ・キン市議に対する懲罰動議などを行った。3月定例会では市長が施政方針演説を行うのが慣例だが、小林市長は4月の市長選不出馬を表明、市政から退くため、来年度に向けた施政方針演説は行わずに一般質問に移った。
一般質問は13市議が通告、9、10、11の3日間行われる予定。初日9日は、中島清一、本多了一、金子正子、齋藤信行の4市議が質問した。
トップバッターの中島市議の最初の質問は、合併後の初代市長として、また市政の舵取り役としての感想と自己評価、新市長に託したいことはと小林市長の政治姿勢についてただした。
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最後の定例会で一般質問に答える小林市長
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これに対して小林市長は、産業を基本としたまちづくり、教育立志としての取り組み、高齢化社会に向けた地域づくりなどの課題に全力で対応し、燕市が安定的、持続的に発展できる基盤づくりを市民との協働を基本として取り組むことができ、着実に実を結び始めたと感じているとした。
さらに、大勢からの地域の現状と課題を踏まえて目指すべき町づくりを進め、この4年間、努力させてもらい、自分なりに精一杯取り組んできた。
燕市総合計画の策定や、まちづくり協議会の立ち上げなど、大勢の協力を得て大きく前進でき、「これまで市政運営の枠組みを確立するとともに、活力と潤いのある市民生活の実現に向け、ご協力を賜りました市民の皆さま、並びに議員各位に心から深く感謝しているところであります。誠にありがとうございました」と頭を下げた。
さらに、新しい市長には、「どんな困難にも目を背けることなく、市民の暮らしを守るために情熱を傾けながら、心を込めて市政にあたっていただきたい。そのようなエールを送りたいと思います」と願いを託した。
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