26日に「越後三条鍛冶まつり'10」、三条の工業製品の即売や体験イベント、くぎ打ちを競う大工マネ事選手権も (2010.9.22)

26日午前9時から午後4時まで三条鍛冶道場と周辺特設会場で「越後三条鍛冶まつり'10」が開かれ、長さ30センチほどの大型和釘づくり実演はじめ、刃物メンテナンス、同日限定の鍛冶集団ブランド包丁販売、三条の工業製品の即売や体験イベントなどで三条の産業をアピールする。

越後三条鍛冶まつり'10のちらし

三条鍛冶まつりは以前、主に地場産業振興センターで開いた三条市産業祭を引き継ぐ形で開かれており、3年前から三条鍛冶道場周辺を会場に「三条鍛冶まつり」と銘打って開かれている。

イベントは鍛冶道場駐車場の特設ステージでの開会式と、県指定無形民俗文化財「三条神楽」から「宝剣作の舞」を披露して幕開き。大型和釘づくりは、越後三条鍛冶職人たちがイベント中に3本をつくりあげる。

物販は、刃物、作業工具、園芸用品など三条産品の即売と飲食の模擬店など昨年より3店多い計28店が出店。今回は鍛冶集団のメンバーが各工程を分担して製作した「鍛冶集団ブランド包丁」（3,300円）を20丁限定で販売する。

ほかにも福井県越前市が特産の庖丁、ナイフの販売とキーホルダー製作体験、金物のまちの兵庫県三木市がマイ箸づくりの体験イベントで参加。県央マイスターの紹介で、燕市からビアマグなどの研磨実演と販売も行われる。

「大工マネ事選手権」は当日、参加者を受け付ける。午前中に9センチ釘5本を打つタイムを競う予選、午後1時20分から設計図を見て木工組立のタイムと仕上がりを競う決勝を行う。参加費は無料で、賞品も用意している。また、刃物メンテナンス・相談コーナーは、1丁500円から包丁やはさみの修理やメンテナンスなどのよろず相談を受けるなどイベントは盛りだくさん。

鍛冶まつりの駐車場は、中央市場駐車場と市役所三条庁舎駐車場を利用できる。また、会場と市役所三条庁舎正面玄関前と同日の関連イベント会場(三条マルシェ、三条よってけ祭り)のパルム前、本寺小路などを結ぶ無料シャトルバスを午前8時45分から午後4時15分まで約30分おきに運行するので利用を求めるとともに、会場から目と鼻の先のJR北三条駅を利用する鉄路での来場も呼びかけている。イベントの内容やスケジュールは次の通り。

関連リンク

• 越後三条鍛冶まつり’10-三条市（新しいウィンドウで開く）