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三条市長選に立候補する山井氏の支援団体「私たちの三条市をつくる市民の会」が事務所開き (2010.9.26)

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三条市長選挙に立候補する元三条市議の会社役員、山井伸泰氏(63)の支援団体「私たちの三条市をつくる市民の会」は25日、三条市役所向かいの元ドラッグストア店舗で事務所開きを行い、約1,000人の支援者らを前に山井氏が立候補への決意を述べた。

山井伸泰氏の支援団体「私たちの三条市をつくる市民の会」の事務所開き

山井伸泰氏の支援団体「私たちの三条市をつくる市民の会」の事務所開き

事務所開きを前に午後5時から東三条1、東三条の鎮守社・戸隠神社で行った必勝祈願祭に、山井氏と妻佐恵子さん、同市民の会の役員や市議など12人が列席して必勝を祈願し、午後7時からの事務所開きにのぞんだ。

かなりの広さの店舗跡だが、入りきらないほどの支援者らが訪れ、会場は熱気で蒸し風呂のようななか、支援者の前に山井氏をはじめ、同市民の会の役員などが並び、現職や前、元職の市議も出席。外山晴一幹事長の開会あいさつ、村上幸一会長のあいさつ。

外山晴一幹事長

外山晴一幹事長

 村上幸一会長

村上幸一会長

決意表明を述べる山井氏

決意表明を述べる山井氏

続いて内田力顧問、桜井昭元小学校校長、箕輪勲男昭栄通り商店街代表、パルム2住民の森脇さん、濱田伸子元小学校校長、藤井武子元高等学校教諭、第一中学校PTAの佐藤一博さんが激励のあいさつを行い、小中一貫教育の一体校やパルム問題などに関連して話した。

山井氏の決意表明では、7・13水害から6年、やっと災害復旧から一息ついたなというところだが、これから4年間、わがふるさと三条はどんな手順で何を目標にしていくのか。時代の変化は早く、少子高齢化、グローバル化、次々とうまれる問題を解決していくには、行政の持っているあらゆる情報を市民に公開し、それを元に市民と語り合いう参加型の政治システムを作り上げることが、この課題解決の唯一の方法。みんなが相談し、判断し、決断し、負担をしながら町を創りあげていく。このルールを丁寧に重ねていくことによって、住みよい町三条が創れると思うと、考えを述べた。

そんな観点からこれまでの4年間の市政をみたときには、悪しき官僚主義、独善と秘密主義、民意をくみ取ろうという努力も行われないやり方といい、この町の将来を不安たらしめいている。そういったことから、パルム問題、小中一体校問題が生まれていると指摘した。

さらに、民意を組み上げる仕組み、装置を築き上げながら三条の町の課題に取り組んでいきたい。「どうか私と一緒に歩いて頂きたい、走って頂きたい」と述べ、決意を示した。

最後に、島田伸子市議の発声により、「ガンバロー」と会場全体でこぶしを振り上げ必勝を願った。山井氏の決意表明全文は次の通り。

1,000人が参集した事務所

1,000人が参集した事務所


■山井伸泰氏の決意表明全文

皆さん、こんばんは。まずもって皆さま方に御礼申し上げます。土曜日のこの時間、かくも大勢お集まりをいただきまして、内田さんと一緒に回った企業の経営者のご夫妻も、はたまたそこの従業員の方々、若い方もいらっしゃいます。また、私の生まれ在所の下田の奥の広手からの方々、あるいは嵐南の懐かしいお顔の方々、かくも大勢、本当にありがとうございます。まずもって御礼申し上げます。ありがとうございます。

事務局、受け付けの方に聞きますと、下足袋が1,000袋以上出ているというお話でございました。誠にもって感激、光栄であります。この元気をいただいて、きょう、私は戦いに打って出ます。皆さんと一緒に元気に最後の最後まで戦い抜きたいと思います。何分にもよろしくお願いいたします。

今、地域の経営ということは財源不足、お金がない、国が大変、借金を抱えているということで、いろんな課題を抱えながら地元住民のさまざまな要望に応えようとして、呻吟(しんぎん)をいたしております。苦しんでおります。そんな形のなかで、我々の地域が都市間競争に勝ち残って、三条で言えば長岡地域や新潟市地域に互角に、同等に、それ以上に質の高い住民サービスを手に入れながら、そして若い人が働く職場を確保しながら、雇用を確保しながら生き残っていく将来の町はどうあるべきなのか。

皆さん、6年前の未曾有の7・13水害を我が三条市は呻吟の苦しみを味わいました。やっと一息、災害復旧からついたなという、きょうこのごろでございます。これから4年間、じゃあ、我がふるさと三条は、どんな手順で、何を目標に頑張って生きていけばいいのだ。時代の変化は速うございます。少子高齢化、経済のグローバル化、あるいは環境問題、次から次へと新しい時代のテーマがこの三条にも容赦なくのしかかってきております。こういった問題に我々が取り組んで生き残ってくためには、我々市民の一致団結しかございません。

我々市民の一致団結とはどういうことか。行政の場から発言させていただきますならば、行政のもってるあらゆる情報を皆さま方にきちんと公開して、そしてそれを基に皆さま方と語り合って自らの運命を自らで決めていくという、参加型の政治システムをつくりあげることが、この課題に応える唯一の方法だと思っております。

我々が、みんなが相談をして、判断をし、そして決断をし、そして負担をしながら町をつくりあげていく。このルールをていねいに、ていねいに重ねていくことによって我々は住みよい町、三条をつくれるものと思うわけでございます。

そんな観点から今までのこの4年間の市政を見てまいりますと、悪しき官僚主義と言わざるを得ないような独占と秘密主義、そして「よらしむべし、知らしむべからず」というこの横着なですね、民意をくみ取ろうといういささかの努力も行われないやり方がですね、まかり通ってきて、この町の将来をまったく不安たらしめておるわけでございます。

パルム問題もそうでございます。かつて、市の五大事業といって、滝沢市長時代に計画され、そして内山市長時代にしゃかりきに頑張ってまいりましたこの計画、パルム問題を考えれば、150人になんなんとする地権者から、用地交渉を乗り越えて先ほどお話しがありました南北縦貫道を通すために、嵐南、嵐北を一体とするために、あるいは災害に強い町を、こういう理想に燃えてやってきた仕事は今、跡形もなくですね、おもちゃにされてるとしか言いようがない。こういう処理の形になってしまった。そこには独善と秘密主義、私はこういった官僚の手口がまさに学校問題にも出ると思います。

今、小中一体校、一貫校の問題について縷々(るる)お話がございました。この問題もやはり同じような独善と秘密主義、これによってことが運ばれて、その本質は小学校の統廃合、少子高齢化を背景とする小学校の統廃合、合理化の名の下にですね、その本質がですね、まさに合理化としか言いようがないやり方で、住民の民意を聞くことなく、自分の手柄とするために一体校1,500人の学校を作りたいとしか思えないのであります。

一事が万事、こんな調子でこれから4年間、7・13水害の一区切りがついて、これから4年間、三条はどういう方向に生き残ってくか、民意を集めて元気を出していこうという矢先にですね、この方法を続けられたら、とてもじゃないが、この町は新潟と長岡の間で、本当に単なる住宅地域になってしまうという恐怖感すら私は覚えるのであります。

確かに時間と手間がかかるかもしれません。民意をくみ上げるという仕組み、装置、それを築き上げながら、この三条の町の課題に取り組んでいきたいと思います。向こうに立っているのが私の家内でございます。私も家内とふたりで市民の会から出馬の要請を受け、私も4年前の官僚が出てきて、それがこんなような町をつくるということを訴えながら、住民自治の根付いた町を目指して、家内とふたりで皆さんの期待に応えるよう一生懸命、頑張ってまいります。

どうか皆さん、一緒に私と歩いていただきたい。走っていただきたい。このことを強くご訴え申し上げて私の決意とさせていただきます。きょうは本当にお運びを賜りましてありがとうございました。