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サケの遡上シーズンにあわせて五十嵐川漁業協同組合が恒例の鮭まつり (2010.10.26)
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五十嵐川漁業協同組合(山井正直組合長)は23、24の2日間、三条市西大崎地内の五十嵐川に架かる渡瀬橋上流右岸で秋恒例の鮭まつりを開き、サケのつかみ取りやサケ汁のふるまいを行って秋の五十嵐川の味覚を味わってもらった。
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23、24日と開かれた五十嵐川漁業協同組合の鮭まつり
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自然豊かな五十嵐川で生まれ育ったサケに地域の人たちとともに感謝し、地域社会に貢献しようと毎年、サケの遡上(そじょう)シーズンにあわせて開いている。
会場は鮭鱒一括採捕場のそばの河川敷。参加費500円のサケのつかみ取りや寄付を募ってのサケ汁、さらに子持ちアユの塩焼き、カジカ串焼き、クルミなどを販売した。
24日は好天にも恵まれて、大勢の来場者でにぎわった。サケのつかみ取りは、五十嵐川で捕ったサケを仮設のいけすに放し、捕まえたサケは組合員がその場でサケをさばいた。参加した子どもたちは、水深20センチもないいけすに入り、おっかなびっくりのへっぴり腰でサケを追いかけた。
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組合員がとったばかりのサケを組合員が目の前でさばいてくれる
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組合員は、いけすの外から片手で尾の方をさっとつかんで手本を見せてたが、子どもたちは滑りにくいように軍手をつけていても至難の業。それだけに苦労してサケを捕まえると達成感を味わい、ちょっぴり照れくさそうだったりした。
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目の前の五十嵐川から調達
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サケが足りなくなれば、すぐ目の前の五十嵐川から調達。来場者は河川敷の縁に腰掛けて、その秋ならではの風景を眺めていた。この日の早朝、クマに襲われて無傷だった下田地区に住む組合員も昼前に会場入りし、何事も無かったようにサケを捕まえており、自然には怖さもつきものだが、それらすべてが三条の秋の自然の恵みだ。
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