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加茂大橋を含む主要地方道長岡栃尾巻線(バイパス)道路改築事業が完成、4日午後3時半に供用開始 (2010.12.2)
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加茂市内の信濃川に建設された「加茂大橋」を含む主要地方道長岡栃尾巻線(バイパス)道路改築事業が完成し、4日午後3時半に開通する。
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4日開通する加茂大橋、信濃川右岸側から
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同事業は、加茂市役所から信濃川方向に向かった堤防道路との交差点幸町1交差点から新潟市南区(旧白根市)の国道8号線の清水交差点を結ぶうちの加茂新田から後須田までの加茂大橋を含む延長約3km。橋を含む全体事業費は約82億円、平成6年度から道路概略設計などを行い、9年度に補助事業着手、12年度に工事着手し、このほど完成した。
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右岸側の親柱、ぎぼしが特徴的
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歩道の2カ所に設けられたバルコニー
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右岸側の加茂市街地方向からだと、加茂市役前の道路を信濃川へ向かい、土手道路の主要地方道新潟小須戸三条線と交差して加茂大橋へ。橋を渡った先でJAにいがた南蒲須田集出荷場そばで県道141号白根黒埼線と交差し、さらに先で国道8号線の清水交差点と合流。上流側の景雲橋、下流側の五反田橋の間に架かる。
加茂大橋は延長505.8m。幅員12m、車道3.25mと路肩1mの2車線で、上流側に幅3.5mの歩道を整備。歩道の2カ所にバルコニーを設置した。事業費は約34億円。
加茂の「越後の小京都」のイメージにあわせ、橋の高欄に金色の「ぎぼし」を飾った。ぎぼしは、タマネギ型の宝珠。直径33センチと25センチの2種類で、いずれもアルミ合金鋳物製。大きいぎぼしは橋の両側の親柱とバルコニー部分の計8カ所に、小さいぎぼしは両側の高欄に計33個を設置した。
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左岸側の県道141号白根黒埼線との交差点で行われている道路標識の設置作業
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4日は午前10時半から加茂文化会館で記念式典を行った後、加茂大橋右岸側でテープカットなどのセレモニーで渡り初め。午後3時半に一般供用開始となる。
加茂大橋の開通により、現在、通勤通学時間帯に発生している五反田橋や保明大橋付近の慢性的な渋滞の解消や安全安心な生活の構築と観光、農業や産業の発展が期待される。
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左岸側の県道141号白根黒埼線との交差点に立てられた開通予告の看板
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