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大みそかの31日から寺社は二年参りや初詣でにぎわい、ライトアップされた国上寺でも除夜の鐘 (2011.1.1)
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大みそかの31日の二年参りから新年の初詣と各地の寺社は新年をことほぎ、幸多い1年を願う参拝者でにぎわっている。
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ライトアップされた国上寺の本堂
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良寛ゆかりの地でも知られる燕市国上、真言宗豊山派国上寺(山田光哲住職)では、元日午前0時が近づくと参拝客が増え始めた。
本堂は2基の照明でライトアップし、本堂へ続く参道の左右にもろうそくの火を並べて光の道をつくった。時折強い風が吹いてろうそく火がいっぺんに消えては点火する繰り返しだったが、ライトアップされた本堂は陰影で造形が立体的に強調され、漆黒の深い林を背に幻想的に浮かび上がった。
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除夜の鐘の一発目は山田住職
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鐘をつく順番を待つ参拝者
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除夜の鐘は午前0時直前から。鐘突き堂で山田住職が1年の無事を願ってあいさつし、最初の一発を打ったのに続いて参拝者が一発ずつ突いた。
参拝者数十人が行列をつくり、それぞれが新年への願いを込めて一発。ついたあとは土産に板チョコ1枚。その間、山田住職は本堂で護摩をたいた。
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本堂で護摩をたく山田住職
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参拝者のなかには、力を込めすぎて鐘を突く棒を下げるロープが切れて大笑いになるひとこまもあり、それはそれでいい思い出。本堂にはおみくじや開運のお守りの販売、甘酒のふるまいも行われ、正月気分を高めていた。
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