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三条市のスーパー「マルセン」で恒例のもちつき大会、来店客につきたてのモチをふるまう (2011.1.5)
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スーパーマーケットの三条市興野2、(有)マルセン=太田雅明社長=は5日、同社本店で恒例のもちつき大会を開き、子どもたちに昔ながらのもちつきをもらい、買い物客につきたてのもちをふるまった。
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マルセンで恒例のもちつき大会
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昔ながらうすときねを使ったもちつきを子どもたちに喜んでもらえたらと、東三条から本店を移転した10年前から開いている新春恒例行事。店内に新鮮な食材があふれる市場の初競りが行われる5日に開いている。
午前11時から正午まで店舗前で3.6リットルのもち米を5回に分けてつき、きな粉もちやあんこもちにして来店客にふるまった。午前11時の三条は気温3.5度の冷え込みで、みぞれ混じりの小雨が降った。
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来店客につきたてのモチをふるまう
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もちをついたのは従業員だが、来店した子どもたちにも「ついてみる?」と声をかけ、順番にもちつきを体験してもらった。きねの柄は子どもたちの身長くらいの長さがあり、従業員も手を貸して周囲からの「よいしょ!」の掛け声にあわせて振り下ろし、寒さも忘れて笑顔だった。
もちつきが始まると、「おや〜、珍しい」、「久しぶりに見たて〜」と年配の女性も足を止め、「昔はうちでもやってたよ。(うすときねで)ついたのは、やっぱり、ねばりがあっておいしいって言うよね」。
「い〜あんばいになってきたよ」ともちつきに精を出す従業員に「上手らね」と違う意味で“よいしょ”し、昔ながらの正月の風物詩を楽しんでいた。
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