新潟県高等学校ロボット競技三条大会実行委員会は3日、新潟県央工業高校体育館で平成23年度新潟県高等学校ロボット競技三条大会を開き、全国大会への出場権をかけて県内の工業科の高校生が手作りロボットの競技を行う。
同大会は、アイデアロボット競技の部とマイコンカーラリー競技の部の2部。アイデアロボット競技の部は、第19回全国高等学校ロボット競技大会新潟県予選を兼ねており、毎年、開催。同予選では、県内の工業科のある長岡工業3チーム、新潟工業3チーム、新発田南と上越総合技術から1チームずつ、新潟県央工業2チームの計10チームが出場する。
アイデアロボット競技は、毎年、全国大会の開催県が競技ルールを設定しており、ことしは10月全国大会が開かれる鹿児島県が設定。リモコンロボットが鹿児島県の与論島でサトウキビに見立てた塩ビパイプを収穫し、船に見立てた台車に乗って奄美大島に上陸してサトウキビを収納、今度はカライモに見立てたペットボトルを、桜島ではミカンに見立てたテニスボールを収穫し、最後に種子島に向かってさらに競技は続く。競技時間は3分間で、得点を獲得していく。
そのすべてをクリアするためのロボットを各校の部活動で取り組み、大会に出場している。3日は、午前9時から10時まで受け付けと車検、公式練習。開会式後、10時半から予選を行い、午後1時10分から2時40分まで決勝レースを行う。入場は無料で、だれでも見学できる。