浅野タンスが31日まで開いている倉庫市で毎日先着8人に総桐チェア1脚を3,000円で販売、売り上げはそっくり加茂市水害義援金に寄付 (2011.10.30)

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桐たんすメーカーの浅野タンス(浅野誠社長・加茂市後須田)は28日から31日まで同社倉庫で倉庫市を開いており、そのなかで毎日先着8人に総桐チェア1脚を3,000円で販売し、売り上げをそっくり加茂市水害義援金に寄付する。

浅野タンスの倉庫市で1日先着8人に3,000円で販売している総桐チェアを手に浅野克也専務
浅野タンスの倉庫市で1日先着8人に3,000円で販売している総桐チェアを手に浅野克也専務

幅40センチ、奥行き30センチ、高さ40センチで、置き台にも使えるボクシーなチェア。ふだんなら1万円くらいする商品で、28、29日はいずれも午前中で売り切れ、遠くは十日町市から買い求めに訪れた人もいた。

同社は三条市や新発田市、東京などで展示会を開いているが年に1度、倉庫を整理して倉庫市を開き、同社の桐製品を特別価格で販売している。

再生たんす、下の古いタンスが上のように再生される
再生たんす、下の古いタンスが上のように再生される

ことし9月に燕産業地場産業振興センターで開いた展示会でも桐の小箱を3日間で30個、1個3,000円で販売し、それに募金箱に寄せられた善意も合わせて10万1,500円を三条市水害義援金に寄付した。さらにそれ以前の展示会でも同様の方法で12万円を東日本大震災の義援金に寄付しており、同社の展示会ではチャリティーイベントとして恒例になりつつある。

今回も完売は確実で、売り上げ9万6,000円そっくりと、それにいくらか上乗せして加茂市水害義援金に寄付する。また、倉庫展ではたんすをはじめ、米びつ、ベット、チェアなど桐製品約150点を展示販売しているほか、エコな桐の再生品の展示も行っている。4日間とも午前9時半から午後5時まで、入場無料。

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