燕市文化会館で23日、恒例のつばめ音楽祭「ロック&フォークフェスタ」が開かれ、地元のアマチュアバンド15団体が出演して豪華な音響と照明で熱い演奏を繰り広げ、約200人が来場した。
毎年、邦楽と洋楽の「つばめ音楽文化祭」と「ロック&フォークフェスタ」2部門に分けて開いており、ことしの「つばめ音楽文化祭」はすでに4日に開いている。
来年の第30回の節目を控え、ことしで29回を数える歴史ある音楽イベント。例年10団体前後の出演だが、ことしは15団体と近年になく多く、午後から夜まで1団体20分の持ち時間で次々とライブパフォーマンスを披露した。
スモークをたいた照明は圧倒的で、アマチュアバンドがめったに体験できない舞台を用意。このイベントがスタートした当初から連続で出演しているオヤジバンドもあれば、小学校2年生の7歳男子のドラマーが登場、中学生女子のガールズバンドもお目見えし、若い世代の活躍が目立った。
エフエムラジオ新潟のパーソナリティー、千葉暢彦さんがMCでバンドの入れ替え時間も盛り上げてつないだ。最後は昨年7月から燕市の防災チャイムとなっている「恋ツバメ。」を歌うウタヤ音楽堂が出演。最後に「恋ツバメ。」のほか、つばめ福祉会の介護戦隊ケアレンジャーZの木製バット折りやファイヤーパフォーマンスもあり、最後まで来場者を飽きさせなかった。