長岡市出身の現代音楽作曲家、平沢亮さんが1年ぶりに酒場カンテツでイベント満載の写真展 (2013.2.12)

長岡市出身の現代音楽作曲家、平沢亮さん(35)＝東京都世田谷区＝の写真展が9、10の2日間、1年ぶりに三条市本町2、酒場カンテツ（関本秀次郎店主）で開かれ、新たに撮りためた作品を中心に「あ、大地と花びらの写真展」と題して構成する。

平沢さんは、本業の音楽制作のかたわら、3年ほど前からカメラを始め、昨年1月にたまたまネットでつながった酒場カンテツで初めて写真展を開いた。それから全国各地で写真展を開き、今回は1年ぶりの新シリーズでの酒場カンテツの開催となった。

今回も被写体は女性の裸体。室内で撮った作品のほか、それをパソコンを使って都心の風景のなかにコラージュした作品もあり、肉体や性に対する概念がゆさぶらるような作品が並んだ。

あわせてイベントが行われ、9日はDJ、10日は「おとなの性教育」をテーマにしたシンポジウムが行われた。9日のDJは福島県出身のDJオショウともうそう★れっく、県内のコスプレ界でカリスマ的存在の2人組のユニット、駅南いちごぱんつも出演。店内は50人を超える人で身動きできないほどの熱気に包まれ、平沢さんは駅南いちごぱんつをユニットとしてデビューさせたいと盛り上がった。

10日は酒場カンテツ考案の料理、三条名物「サバサラ」をイメージして平沢さんが作ったPRソング「サバサラ愛のテーマ」のライブ演奏もあり、まるでノージャンル。「こんな変わった店は見たことない」と来場者はほかでは味わえない感覚を楽しんでいた。