第9回三条市立嵐南小学校校名等制定委員会(委員長・宮薗衛新潟大学教育学部教授)が17日、市役所栄庁舎で開かれ、公募した校章の最終候補を選定したほか、シンガーソングライターの川嶋あいさんに依頼する校歌の進ちょく状況を報告した。
新任委員、校歌の進捗状況について報告し、校章候補を選定した。新任委員は、燕三条デザイン研究会監事の小林知行さん=(株)諏訪田製作所代表取締役=で、これで委員は計13人に。校章の選定作業が最終段階に入り、デザインの専門家の見地も必要として、つめ切りの「SUWADA」のブランディングで注目を集める小林さんを新任した。小林さんは第一中学校小中一体校にかかわる四日町小、第一中の卒業生でもある。
校歌の進ちょくは、これまでの委員会で制作を依頼することが決まっているシンガーソングライター川嶋あいさんの事務所と契約を進めている段階とした。
公募した校章には有効な186件の応募があった。年代別の内訳は、多い順に小学生56、高校生・専門学生・大学生48、50代31、60代18、70代12、30代7、40代6、、20代5、中学生1、その他2。住所では、第一中学校区が98、同区以外は市内20、県内51、県外17の内訳だった。
選定は委員の投票で行い、1次審査で各委員3点を選んで投票し、得票数の上位10点にしぼり、2次審査でさらに6点にしぼって最終候補作品とした。次回第10回委員会までに事務局で類似作品などの調査し、最終選考を行う。