三条市医師会准看護学院(池田稔学院長)は、3日午後1時半から燕三条ワシントンホテルで第51期生入学式を行い、准看護師を目指す34人が看護の道への第一歩を踏み出した。
ことしも例年並みの2倍以上の倍率の77人の応募があり、試験の結果、18歳から45歳の男10、女24の計34人が合格。入学式では、学院関係者、2年生31人、保護者が見守るなか、1人ずつ名前を呼ばれてその場に立ち、池田学院長から34人全員の「入学を許可する」との言葉を受けた。
池田学院長は式辞で、入試の面接で「どういう看護師になりたい」などの夢を語っていると思うと述べ、「これからの2年間で夢を実現させてください」と激励。また、看護師はやりがいのあるいい仕事だが、その裏には強い責任があるとし、厳しさも多いこの2年間だが、ともに進んでいこうと願った。
新入生を代表して稲田紗知子さんが「新入生宣誓」を行い、「人命を預かる医療職を目指すものとして、2年間の学びの時は決して長いとは言えない」として、「限られた時間の中で、同じ志をもつ仲間たちと励まし合い切磋琢磨し、実りある学生生活を送りたい」、「刻々と変化する社会情勢のなか、自らの役割を考え実践し、看護の必要とする人利取りに寄り添うことのできる准看護師を目指します」と誓った。
新入生は今後、座学や学内実習を行い、翌年から病院での実習を行う。