三条魚市場を利用する割烹や料理店でつくる三条魚市場新鮮組(唐沢貴博会長・28人)は27日、昨年11月に開いたイベント「秋の味覚祭り」で各店の一品料理を販売した収益の一部1万円を食育に役立ててほしいと三条市に寄付した。
午後1時に唐沢会長と森山武副会長の2人が市役所を訪れ、次期会長の森山副会長から国定勇人市長に善意を包んだのしぶくろを手渡した。
「秋の味覚祭り」は、三条魚市場で一般客を対象に、同市場をPRしようと毎年開いている。昨年11月もマグロの解体や競り販売、アンコウのつるし切り、ふるまい汁、もちつきなど盛りだくさんのイベントを行った。
そのなかで、会員が各店が自慢の惣菜を1品ずつ持寄って1皿300円ほどで販売し、その売上からの寄付。寄付は3年目。同会では、公民館での料理教室や、保育園での食育講座「魚の出前講座」なども行っている。