20、21の2日間、燕三条地場産業振興センターで開かれている「華麗なる燕三条食の陣2015」の関連イベントして20日午後1時半から同センターリサーチコアで小説家の林真理子さんによる講演会が開かれ、満員の300人が来場した。
講演のテーマは「私の仕事から」。林さんは冒頭、7、8年前に長岡市で開かれたエンジン01で燕三条の背脂ラーメンを食べ、その縁で燕市の背脂ラーメンを代表する杭州飯店の紹介で今回の講演が実現したことを話した。
それを除くと燕三条を訪れたのは約25年ぶりで当時、燕三条で入手したティースプーンを今も愛用していると話して本題に。右肩下がりで急激に売り上げが減少している出版業界の状況から自分の仕事について話を進めた。
来場者は林さんの少し下の50歳代前後の女性が中心。ダークグレーのスーツを着た林さんが姿を現すと、小説はもちろんん、コピーライターなどとして林さんがテレビにも数多く出演していた時代を知る人たちは目を輝かせて拍手で迎えていた。