6日に国定勇人三条市長ら県内の首長5人が森民夫長岡市長に秋の知事選に出馬を要請したことについて国定市長は、8日の定例記者会見で森市長を推したことについて「市町村長のなかで高いリーダーシップを発揮されてるし、そうした義憤を自らの覚悟と責任において決断をしていただけそうな方というと、仲間のなかで自然発生的に声としてあがってきたのが、長岡市長だった」と話した。
さらに「きっとわれわれの思いをしっかりと胸に受け止めていただき、このままの新潟でいいのかといふうに感じているであろう義憤をしっかりとした行動に移してくださることを信じて待っている」と決断に期待した。
出馬要請に至る経緯については、泉田裕彦知事は「パフォーマンスとしては県民受けする要素はあるかもしれない」が、泉田知事の仕事の進め方は「新潟県と国との信頼関係をおとしめてしまっている」。
「残念ながら3期12年の間で図らずも失ってしまった各方面との信頼関係を取り戻す、ここが政策の中身も大事だが、それと同じかそれ以上にすごく重要なんだと思う。どんなんにいい政策を頭のなかで紡ぎ出したとしても結局、人と人との通常、起こりうるコミュニケーションを前提とした信頼関係」などと話した。